日本電産の永守社長についての「日本電産 永守イズムの挑戦」という本を読んだ。
永守さんは、1973年に二十代で会社を立ち上げ、2010年に売上1兆円を目標としている人。
徹底した経営姿勢と、仕事に対する情熱が猛烈な人だと感じました。
内容で特に印象に残ったのは、
■会社はどんなことをしても黒字でなくてはならない
■売上より利益、利益よりキャッシュフロー
■日々完結の徹底(今日のことは今日中にして帰る)
■人の二倍働く(ハードワークの礼賛)
などだ。
ただ、永守さんの考えは、この本の中で何回も出てくる
「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」
という言葉に全てが集約されていると思う。
本の中で、たいていの会社は、営業マンの往訪回数、社内の整理整頓、小さい事でも無駄なコストを使わないようにするとか、小さいことに思えることでも実際は、なかな出来ない。
ダメなのがわかったら、すぐ取り掛かかり、必ずやる。
そして、出来るようになるまでやる。
言うのは簡単だけど、出来ないのを出来るまで徹底してやり続けることが実際は難しかったりするんだと思う。
だから、「出来るまでやる」という気持の強さや、徹底した哲学が強く伝わってきた。
俺達も、間違いなく猛烈にやるしかない。
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