リビン・テクノロジーズ社長 川合大無のブログ

リビンマッチを運営する不動産テック企業 リビン・テクノロジーズ株式会社 代表取締役社長 川合大無のブログ

考えたこと

オペレーションについて

投稿日:

最近、会社のオペレーションについて考えている。
というより、営業部の効率UPと強化を考えていたら、オペレーションにたどり着いた。
営業部というのは、どこの会社もそうだと思うのだが、
基本的に営業マン個人の能力に依存している場合が非常に多い。
簡単に言うと、売れるか売れないかは営業マン次第。
デキル営業マンがいないと会社全体として効率が落ちる。
じゃあ、デキル営業マンがたくさん作り出せるかというと
そういうわけにも行かない。
なぜなら、営業マンが一人前になるには、教育と経験が必要なため
それなりの期間が必要だからだ。
そこで、営業の仕事を分解して考えてみた。
今の営業の仕事
●新規営業
●既存取引先への追加提案営業
●クライアントのフォローや管理
 ↓
営業
●新規営業
●既存取引先への追加提案営業
CRM
●クライアントのフォローや管理
のように分業して、営業はクライアントへの提案量を確保し、
CRM担当部署を設けフォローを専門に行う。
そうすることで、クライアントへ営業・CRM担当の双方から
接点を持つことが可能になり、高いサービスと効率的な運営が
実現できるんじゃないかと考えています。
あと、パクってナンボのインターネット業界は商品の陳腐化(一般化)が
著しく、規模の小さい会社や技術系の会社でない場合は、商品で差別化する戦略をとることで優位性を保てる期間が非常に短いのではないかと思っています。
簡単に言うと、後発が同じような商品を作ってくるので1年くらいしか優位性を発揮できないということです。
そこで、何で差別化するというとオペレーションです。
クライアントの要求を高い次元で実現する内部体制を構築することで
ニーズに応えて行こうという戦略です。
世の中には、同じ商売をやっていてもオペレーションで圧倒的な優位性を
築いてきた会社がたくさんあります。
例えば、中古車のガリバーやPCのDELLとかが
オペレーションでのし上がって来た会社なんだと思います。
中古車にしても、PCにしても商品自体に圧倒的な差別化はあまりないと思います。
また、商品は陳腐化(一般化)するが、オペレーションは陳腐化しにくいのではないかとも考えています。
オペレーションが強い会社であれば、仮に商材が変わっても商材にあわせたオペレーションを行うだけなので強みはそのまま残ります。
商材は無くなってしまったり、陳腐化したら売ることが極めて難しくなると思います。
そんなわけで、最近、会社として強くすべきは商材ではなくオペレーションが優先なのではないと考えています。

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